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【必見!】お釈迦様の教えで人生を開運する方法

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釈迦様しゃかさまは、紀元前5世紀ごろに、インドの北部で、生まれた仏教の創始者です。

お釈迦様は、苦しみから、解脱するための方法を説き、それが仏教の教えとして、広まっていきました。

お釈迦様は、「人生の苦しみの原因は、欲望である」として、欲望を断ち切ることで、苦しみから、逃れられると教えました。

お釈迦様の教えは、苦しみから、解放されるための道しるべとなりますが、同時に現代の私たちの生き方にも大きな示唆しさを与えています。

お釈迦様の教えを学び、実践することで健やかに幸福な人生を送ることができます。

開運先生
開運先生

4月8日は、花まつりです。

各地のお寺で、いろいろな催し物が開催され、大盛況でした。

4月8日花まつりとは?

花まつりは、仏教の創始者であるお釈迦様の誕生日で、灌仏会かんぶつえともいわれます。

白い象

お釈迦様の生涯を追っていきましょう。

お釈迦様の生涯

現在から約2,500年前(紀元前5世紀ごろ)インドの北部の小さな国のシャーキャ(釈迦)族にゴータマ・シッダールタ(日本名:お釈迦様)という名前の皇子が誕生しました。

皇子が誕生する前に母親(お妃さま)の摩耶夫人は、自分のおなかの中に、天から白い象が舞い降りてきて、入ってくる夢を見ました。

お釈迦様は、4月8日にルンピニーの花園で誕生しました。

その時に空から、甘露(甘いつゆ)の雨が降ってきて、お祝いをされました。

この甘露の雨から、花まつりでは、たくさんのお花で飾りつけた花御堂はなみどうのお釈迦様の誕生仏に甘茶をひしゃくでかけて、お祝いをします。

お釈迦様は、誕生した直後に、立ち上がって、7歩あるいて、右手で天を指し、左手で大地を指し、
天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)』といったとされます。

天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)の意味は、「この世の中で、私より、尊いものはいない」「私がこの世の中で1番だ」という意味だと思われがちですが、
本当は、『私は、ただ、この命だけで、尊い』という意味で、
『私たちは、ありのままでとおといのです』という意味なのです。

その後、母親の摩耶夫人は、お釈迦様の生後7日後に死去しました。

お釈迦様は、成長するにつれて、
「この世の中には、生きている限り、苦しみがある。
どうすれば、苦しみを乗り越えることができるのだろうか?」と思い悩み、
人間として、生きる本当の意味を探しに、29歳で、皇子の地位を捨て、お城を出て、修行者の集まる森で、厳しい修行に入ります。

6年にも及ぶ、厳しい修行で、お釈迦様は、ガリガリの骨と皮だけの姿にやせてしまい、心身ともに疲れ果ててしまいましたが、肉体を苦しめる苦行では、生きる本当の意味の答えは、得られない。と気づき、森を出て、村娘のスジャータから、乳がゆを食べさせてもらい、体力を取り戻しました。

お釈迦様は、菩提樹の木の下で、静かに瞑想めいそうを行い、さまざまな誘惑や、欲望を打ち破り、真実の道を発見しました。

お釈迦様は、さとりの境地に達し、お釈迦様が35歳の時に、ブッダ(さとりを得た者の名称)となられました。

木の下で

苦しみを乗り越えることができるか?の答え

苦しみから、逃れるには、自分自身が、修行をして、欲望を断ち切り、悟りを得ること。
このお釈迦様の教えが仏教のはじまりです。

お釈迦様の教えの要点
  • 苦しみからの逃れ: お釈迦様は、生きることは苦しみと不満に満ちており、この苦しみから逃れるための方法を教えました。
    人生の苦しみや不満を克服し、幸福と平和を見つける方法を強調しました。
  • 自己修行: この教えは、自己修行の必要性を強調しています。
    お釈迦様は、個人の成長と変容は自己努力に依存し、自分自身を向上させるために修行を積むことが重要だと教えました。
    修行は身心の浄化と精神的な成長を促進します。
  • 欲望の断ち切り: 欲望は多くの苦しみの根源とされ、欲望を適切に制御し、断ち切ることが重要です。
    欲望を追求し続けることは、不安や不満を引き起こす可能性があり、それを超えるためには欲望をコントロールする訓練が必要です。
  • 悟りの達成: お釈迦様は、悟りを得ることが究極の目標であると教えました。
    悟りとは、真実や現実を深く理解し、苦しみと欲望からの解放を意味します。
    悟りを得ることで、個人は永遠の平和と幸福を実現できるとされています。

お釈迦様の教えは、多くの弟子たちによって、語り継がれて、広められていきましたが、お釈迦様は、西暦紀元前486年2月15日に80歳で入滅します(亡くなること)

マツラ国のクシナガルに向かう途中、豚肉やきのこを材料にした料理を食べた後に、激しい腹痛を起こし、近くの沙羅双樹さらそうじゅの林に横たわった後、お亡くなりになりました。

亡くなる前にお釈迦様は、悲しむ弟子たちに向かって、最後の言葉として、
比丘びくたちよ、今こそ、お前たちに告げよう。
諸行は、滅びゆく。
怠ることなく、努めよ」
と言い残しました。

(意味)は「弟子たちよ、世の中のすべての現象や存在は、必ず、滅びる。
無情なものだ。
しかし、滅びるその日まで、たえまぬ精進を行うことが、大事なことだ」
ということです。

お釈迦様の入滅は、涅槃ねはんに入った(さとりを開いた境地)といい、多くの寺院では、涅槃会というお釈迦様がお亡くなりになられた日(2月15日)を忍び、お供えものをし、読経する儀式が行われます。

涅槃会では、涅槃に入られた(亡くなられた)お釈迦様の様子を描いた涅槃図の掛け軸が、飾られることが多いです。
この涅槃図(絵によって多少の違いがあります)では、沙羅双樹の木の下で、上部には、満月の月がお釈迦様を照らし、天井の雲の上には、摩耶夫人が描かれています。
中央部には、お釈迦様が、頭を北に、顔を西に向けて横たわり、金色に光輝いています。
お釈迦様の周りには、死をなげき悲しむ菩薩ぼさつと、多くの弟子たちに加えて、多くの動物たちまでが、大きく口を開けて涙を流して、悲しんでいます。

象やトラ、サル、馬、牛に、サイ、ヘビ、キジ、龍や獅子まで、50~100種類の動物が描かれていますが、沙羅双樹の木の内の何本かは、木まで、悲しみで枯れています。

この涅槃図ねはんずの多くの動物の中で、ネコだけが、描かれていない物が多いです。
ネコが描かれていないのは、お釈迦様の入滅の際に、お釈迦様の母親の摩耶夫人が、天界から長寿の薬を与えようと薬袋を投げましたが、枕元の木の枝に引っかかってしまい、薬を与えることができなかったのですが、長寿の薬が木に引っかかっていると気づいたネズミが、取りに行こうとしましたが、ネコに邪魔をされた為、ネコが描かれていないとされています。

また、病人に薬を与えることを投薬というのも、摩耶夫人が天界から薬を投げたことからきているともいわれています。

お釈迦様が残した名言

天上天下唯我独尊
(意味): この教えは、「天上にも地下にも、唯一無二の存在である」という意味です。
個人としての自己を高め、自己尊重の重要性を強調しています。
他人と比較せず、自分自身を尊重し、自己肯定感を持つことが大切です。

【過去は、追っては、ならない 未来は、待っては、ならない】
(意味): この教えは、過去のことを後悔し、未来のことを心配することは無駄であるということを示唆しています。
過去の出来事を変えることはできないし、未来に何が起こるかはわからないため、今を大切に生きることが大切です。
過去や未来のことに固執せず、現在に集中しましょう。

【生まれを問うな 行為を問え】
(意味): この教えは、人の生まれや社会的な地位ではなく、自己の行動や行いが真の価値を決定すると教えています。
人は自分の行動や行いに責任を持ち、善行を積み重ねることで成長し、幸福を見つけることができます。

【自分で自分をはげましてあげなさい】
(意味): 自己励起の教えです。
自分を励まし、自己啓発をすることが重要です。
他人に頼りすぎず、自己の内面から力を引き出しましょう。

【怒らないことによって 怒りに打ち勝ちなさい】
(意味): 怒りを抑えることで、怒りに支配されないようになります。
怒りはしばしば人々に害をもたらすことがあり、冷静な判断力を失わせることがあります。
怒りをコントロールし、平和な心を保つことが大切です。

【幸福というのは、いくら人に分け与えても減らないものです】
(意味): 幸福や善意は分け与えることで増えるものであり、人々に幸せを提供することは価値があると教えています。
善行を積極的に行い、他人に幸福をもたらしましょう。

【今日すべきことを明日に延ばさず、確かにしていくことこそ良い一日を生きる道である】
(意味): 今日やるべきことを先延ばしにせず、確実に行動することが大切です。
行動力を持ち、効率的に日々の課題をこなすことで、より良い一日を過ごし、人生を豊かにしていくことができます。

【善をなすのを急ぎなさい 善をためらっていれば 心は悪を楽しみます】
(意味): 善行を行動に移すことを怠らないように励むべきであり、ためらうことなく善行を行うことが大切です。
良い行いを急いで行うことで、自分の心も清らかになり、悪い行動を楽しむことから遠ざかります。

開運先生
開運先生

これらのお釈迦様の教えは、個人としての成長や幸福を追求するための指針として重要であり、善行と精神的な健康を促進するのに役立ちます。