開運物語

【七福神】幸運をもたらすと天下人\徳川家康公/が勧めた!

アイキャッチ_幸福をもたらす七福神 開運物語

開運七福神巡りで幸運を引き寄せよう!

七福神とは、日本の伝統的な風習で、幸福をもたらすとされる七柱の神様のことです。
それぞれ、福禄寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、恵比寿、寿老人、布袋尊という名前で呼ばれ、それぞれが豊かさや幸福、商売繁盛、学問、音楽などの分野で力を持っているとされています。
七福神は、元旦や節分、初詣などの年中行事で、多くの人々が参拝しますが、実は年中無休で拝むことができます。
七福神めぐりをすることで、七福神からの祝福を受け、幸運を引き寄せることができるとされています。
このブログでは、七福神めぐりの方法やおすすめスポット、七福神の神様たちの由来や伝説、そして七福神を拝むことで得られる開運効果などについて紹介します。
七福神めぐりを通じて、幸福と豊かさを引き寄せる方法を学びましょう。

七福神のはじまり

現代も広く信仰されていますが、その紀元は室町時代くらいまでさかのぼり、現在の形になったのは江戸時代とされています。

徳川家康公と天海僧正の談話

七福神が大きく広がった経緯としては、江戸幕府の初代将軍・徳川家康公と、その政治指南役とされる天海僧正が七福神信仰を大いに勧めたといわれています。

徳川家康公が天海僧正に国家が永く反映するために条件として必要なものを尋ねました。
政治指南役とされる天海僧正は7つの徳が必要であると答えました。

またもう一つの説としては、天海僧正が徳川家康公に
「上様は子供の頃からたいへんな苦労をされてこられましたが、7つの徳で乗り切られて今日まで来られました」と申し上げたとされています。

その7つの徳が
「寿老人の長寿」
「大黒天の富財」
「福禄寿の人望」
「恵比寿の正直」
「弁財天の愛嬌」
「毘沙門天の威光」
「布袋尊の大量(大漁)」
とされます。

この七福神の絵画(特に七福神が集まって宝船と乗る図)が、盛んに縁起物として画かれました。

七福神のご紹介

大黒天

開運先生
開運先生

七福神の中で、もっとも盛んに親しまれてきた代表が大黒天といえるでしょう。

なぜなら大黒天像や大黒天の画像、刷り物などがもっとも多く見かけられていることからも明らかだからです。

大黒天は、もともと、ヒンドゥー教の創造で、破壊の神の化身です。
見た目は、大笑いをした姿で、頭巾をかぶり、打ち出の小づちと大きな袋を持ち、靴を履いて、米俵こめだわらに乗った姿で描かれています。

ご利益は五穀豊穣家産増進子孫繁栄です。

大黒天には、様々な種類がありますが、中でも三面大黒天が、ご利益が大きいといわれています。

また、大黒天の使者とされる白ネズミも、金銭財運をもたらすとされ、白ネズミのいる家は、富む、ハツカネズミを買うと金運がつく、などといわれています。

三面大黒天は、大黒天、毘沙門天、弁財天の福の神のトリオを合体させた天台宗(比叡山延暦寺の開祖は、伝教大師最澄)の守護人で、現在も天台宗系の寺院を中心に各地で、まつられています。

江戸の三大黒天は、目黒区下目黒の大圓寺、文京区小石川の伝通院の塔中たっちゅう福寿院、台東区上野の東叡山とうえいざん護国院です。

また、比叡山延暦寺の三面出世大黒天は、もっとも古い物ですが、秘仏であるので、現物は、拝観できません。

大黒天のご真言は、「おんまかきゃらやそわか」です。

毘沙門天

四天王の神、北方の鬼門を守護する神として、祀らまつれています。

ご利益は、厄除け財運融通招福ゆうずうしょうふくを授けるです。

もともとはヒンドゥー教の武運の神で、見た目は、武将の姿をしており、一般的に甲冑かっちゅうすがたで、宝棒、宝刀などを持ち、勝利の本尊ほんぞんとされ、さまざまな武将にもあつく信仰されました。

毘沙門天を信仰したもっとも有名な武将は、越後(新潟県)の上杉謙信でしょう。

戦場では、「」の軍旗ぐんきをなびかせて、また、ご本尊として毘沙門天像を常に携帯していたといわれています。

弁財天

七福神の中で唯一の女性の神です。
水の流れる妙音から音楽、芸能、芸術、学問での成功、名誉を与えるといわれ、見た目は、琵琶を奏でる美女の姿で描かれています。

ご利益は、金運財運愛嬌縁結びをもたらします。

日本三大弁財天は、滋賀県(近江おうみ国)琵琶湖竹生ちくぶ島の弁財天、広島県(安芸あき国)厳島の弁財天、

神奈川県(相模さがみ国)江の島の弁財天といわれています。

中でも、江戸時代には、江戸庶民の江の島の弁財天めぐりは、特に盛んに行われました。

寿老人

中国道教の神で、見た目は、白髪に頭巾、白く長いひげ、杖や団扇、桃などを持っています。
健康長寿を授ける仙人で、ご利益は、長寿延命富貴長寿諸病平穏です。

福禄寿

中国道教の神の長寿神で、道教の三徳(福・禄・寿)を備えています。

見た目は、長い頭と長い白髪、杖をついていて、ご利益は、招徳人望子孫繁栄富貴繁栄健康長寿です。

恵比寿

七福神の中で唯一の日本の神です。

もともとは漁民の守護神で、後に商売の神になりました。

見た目は、鳥帽子に狩衣、釣竿と魚籠を持ち、立派な鯛を抱えた姿で、ご利益は、大量豊作商売繁盛です。

布袋尊

実在の人物で、中国の禅僧です。

見た目は、福々しい笑顔と太鼓腹で、大きな袋を持つ姿をしています。

人格円満に功徳があり、ご利益は、金運招福です。

七福神めぐり

江戸時代中期には、七福神詣でをお正月の初詣を兼ねて盛んに行われました。

7つの徳を授かれるのです。

現代では、七福神めぐりコースがいくつか用意され、通年で対応されているところもあり、いつでも参拝することができます。

お正月の時期(松の内)には、各七福神では特別に御開帳を行いご朱印や七福神グッズを広く販売されています。

開運先生
開運先生

七難即滅しちなんそくめつ七福促成しちふくそくしょう、幸せな1年でありますように。

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