開運物語

【除災厄除の力が強い】神獣の鳳凰(ホウオウ)と龍(ドラゴン)のお話

アイキャッチ_神獣ホウオウとドラゴンのお話 開運物語

龍と鳳凰のパワーで開運を叶えよう!

鳳凰と龍は、中国の伝統的な神獣で、それぞれが、陰陽の象徴とされ、対を成す存在です。
鳳凰は、陽で、火を司り、祥瑞の象徴とされ、龍は陰で、水を司り、天候をコントロールするとされています。
鳳凰と龍が結合した、「鳳龍」や「龍凰」もまた、幸運をもたらすとされています。
このブログでは、鳳凰と龍のシンボル意味や由来、風水での配置方法、龍と鳳凰のパワーを使った開運アイテムなど、様々な情報をお届けします。

また、龍や鳳凰にまつわる伝説や神話についても解説します。

龍と鳳凰のパワーを取り入れて、自分自身の運気を高め、成功や幸福を叶えるためのヒントを得ましょう。

鳳凰

鳳凰は、古代中国で生み出された架空の霊鳥で、あらゆる鳥を収める長とされ、日本には飛鳥時代に仏教とともに伝来しました。

吉祥のシンボルとされ、おみこしの屋根などにもよく飾りつけられます。

東京にある歌舞伎座の座紋として、鳳凰丸が描かれており、正面玄関の文様のほか、歌舞伎座内の提灯や座席などにも見られます。

この文様は、歌舞伎座の創設者のひとり、福地桜痴さんが歌舞伎座の文様として採用したものです。

東京目黒区の鳳神社の神門には、鳳凰が記されており、鳥明神として、古くから、尊敬されています。

祭神のヤマトタケルノミコトの死後に、白鳥となって飛び去ったという伝説にちなんでいるとされています。

また、鳳凰は、徳の高い君子が帝位につくと出現されるとされ、大変、喜ばしいことの象徴とされます。

鳳凰の文様も非常に縁起の良い文様とされ、古来、様々な姿(旋回する姿、立ち姿、舞飛ぶ姿、宝寿を加える姿など)で、工芸品、絵画などに描かれてきました。

古代中国の登龍門伝説

鯉は、鯉目コイ科に分類され、川や池、沼、湖、用水路などに生息する大型の淡水魚で、食用及び鑑賞用の魚で、庭園の池を彩る鯉の美しさは、最近では、海外でも大変人気を集めているようです。

鑑賞用の錦鯉は、鑑賞魚用に改良した鯉の品種の総称で、色鮮かで様々な体の色が錦と例えられたものです。

日本で生まれた品種で、自然な温度と淡水で、飼育できるので、大変丈夫で、世話がしやすく、また人懐こい性格で、優雅で美しい姿は、泳ぐ芸術品、生きた宝石、などとも、呼ばれています。

端午の節句に鯉のぼりを飾るように、鯉は、男児の健康と成長、出世を願う縁起の良い魚です。

登龍門の意味は、「鯉が滝の激流を登り切り、登龍門をくぐると龍になる」といいますが、転じて、立身出世のための関門や難関の試験のことを指します。

鯉をモチーフ

日本プロ野球の広島東洋カープ(鯉)は、広島のシンボルである広島城が鯉城りじょうと呼ばれていたことに由来しています。

広島城のお堀には、多くの鯉が生息し、また、広島城跡公園内の広島護国神社では、鯉は、神の使いとされ、本殿には、2体の鯉の像があります。

庭園の池を彩る鯉の美しさは、最近では、海外でも大変人気を集めているようです。

開運先生
開運先生

『昇鯉の像(登り鯉)』は、開運出世、諸願成就のご利益があります。

『双鯉の像(2匹の鯉)』は、仲良しの意味があり、夫婦円満、恋愛成就のご利益があります。

龍(りゅう)

龍は、水をつかさどる聖獣で、起源は古代中国にあり、想像上の動物の頂点に立つ神獣です。
(神獣とは、古代中国の神の使いで架空のものです)

見た目

中国では、角はシカ、頭はらくだ、爪は鷹、耳は牛、目は兎、腹は大蛇、鱗は鯉、などとされ、笛を吹くような声を出し、うなり声は、ドラを叩くようだといわれています。

日本に伝わった後も、水神、龍神としてあがめられ、長いつのと髭があり、体全体は、うろこでおおわれている姿で、描かれています。

守護

五龍神(金、黒、青、白、赤、5色の龍)がそれぞれの方位を守護しているとされています。

登り龍

登り龍は、天に向かって、上昇していく龍で、いさましく、勢いづいている様子のことで、神に願いを届けるとされています。

模様

また、古来縁起の良い、吉祥文様の一つとされ、いろいろな形式で描かれています。

寺院のお堂の天井に描かれることが多いのは、建物を火災から守るため、さらに仏の教えを説く場所であることを示すためといわれています。

また寺院の手水舎の飾りに用いられることが多いのも水神として信仰されたことからです。

龍にはさまざまな模様があり、雲龍(雲に乗って天に上る龍)、双龍(2匹の向かい合う龍)、宝珠龍(宝の球を持つ龍)などがあります。

龍をモチーフ

日本プロ野球の中日ドラゴンズ(龍)の由来は、名古屋城の金のしゃちほこからとったとも言われますが、チーム名導入時の球団オーナー杉山虎之助さんの干支が辰年生まれだったことから、命名しました。(たつ=龍のこと)

なお、オーナー杉山虎之助さん本人は、当初、虎(タイガース)にしたかったらしいですが、既に大阪(現:阪神)タイガースがあったため、断念したともいわれています。

開運先生
開運先生

龍は天を駆け巡り、水を支配する存在で、除災招福、大願成就の大きなご利益が得られるとされています。

あっくん
あっくん

龍は、格好いいですね!